感覚的にiPhone6のスクリーンの左上あたりなんかは、もはや親指でタップできるレベルではないとみなさん感じているところでしょう。タップできるのはジミヘンぐらいかな。
※ ジミ・ヘンドリックスの親指はとても長く、その特徴を活かしてネックを握りこんで親指で6弦をおさえる奏法がある。
THE THUMB ZONE
そういう訳で、How to design for thumbs in the Era of Huge Screensという記事にて、各iPhoneで親指でタップできる範囲のヒートマップが掲載されています。もはやiPhone6の上部には親指は届かないことが分かります。
そして大抵の人が片手で使っていて、更にその中の大半の人が右手の親指で操作をしているという調査結果から、iOS8ではReachabilityという、ホームボタン2回押しで画面が下にスライドする機能があるんだぜ、という話が載っています。
そういうわけで通常の状態のときに親指でさせる操作のデザインと、Reachabilityで下にスライドしたときの操作のデザイン、両方考える必要があるんですねー。上記の記事の下の方で、親指で届く範囲を示したテンプレート画像がダウンロードできるので、これを透過させながらデザインすると良いかも。