いくつか中高生向けのプログラミングワークショップを拝見する機会があったのですが、僕が見学したものの多くが技術や手法にフォーカスしていて、アイデアや考え方、プログラミングが持つ可能性を扱うものが少ないと感じていました。(技術は「人と人をつなぐ魔法」になった)
という文章を見て、そういえば自分がプログラミングに魅せられていたときって、プログラミングの持つ可能性に魅せられてコーディングしていたなーということを思い出しました。
ボロいマシンでも動く超迫力のデモに魅せられていた
Windows95すらまともに動いているのか怪しいPentium120MHzのマシンを中学生の頃ずっと使っていたのですが、中でもやたら3Dアニメーションが好きな時期があって、そんな3DアニメーションをカッコイイBGMと一緒にグリグリ動かすデモンストレーションに激しく魅了されていました。
単なるデモンストレーション動画ならそんなに衝撃を受けなかったのかも知れないのですが、ボロいなーどうしてくれようかなーと思っているPCでグリグリとリアルタイムレンダリングで動くデモに信じられないほど魅了されたのでした。こんなマシンでこんな映像をグリグリ動かすなんて、一体どんな仕組みなんだろう!?と激しく衝撃を受けたのでした。
そんなデモがこちら。今見てもカッコイイー!
komplexというチームのデモが好きで、ずっと見てました。komplexが好きすぎて、自分のWebサイトもkomplexのサイト風にしたりと、どんだけkomplexのファンなんだという感じでした。
一番好きだったのはJavaAppletで作らているgodogというデモなのですが、今はもう見れなくなっているようですね・・・悲しい・・・。forwardもブラウザが擦り切れるぐらい見た気がする。擦り切れないけど。
プログラミングの勉強!と言って、いろいろな設計技法を学ぶのも良いけれども、一番大事なのは、テクノロジーの凄さを体感することなんじゃないかなーと、前半に引用した文章に完全同意なのでした。
「これができるようになるんだ!」というのが、とても大事な気がしています。