コードレビューで意味のない指摘の一つに、品質に関する指摘ではなく好みの問題に関する指摘がある。
好みの問題はコーディングルールで統一する
好みの問題というのは文字通り好みの問題なので、レビューで指摘する意義はあまりないのです。単にその人が見て、「ちょっと気持ち悪いな」と思うだけのものなので。
しかし好みの問題でいちいち議論するのも時間の無駄なので、全体でディスカッションしてルールを決めてしまうのが手っ取り早い。
このときに、チームがコーディングルールについてディスカッションできるような空気/体制でないと、単に声の大きい人に合わせることになってしまい、わだかまりが残ります。なので先日書いた通り、コーディングルールについて議論できるような環境が、何よりの基本となるのです。