先日のMavericksアップデート事故により、ローカルのWordPress環境もなくなってしまっておりました・・・なんてこった。
そういうわけでSovaWPで動かしているWordPress本番環境を、そのままコピーしてローカルで動くようにした手順をメモ代わりに書いておきます。なお、ローカルでの動作のためにはMAMPを利用します。
FTPでSovaWPにおいてあるWordPressのファイル群をローカルにコピーする

ForkLiftなどのSFTPを使えるソフトを使ってSovaWPからWordPressのファイルをコピーします。SovaWPではhtmlディレクトリ以下にWordPressのファイルが一式入っているので、これをMAMPのドキュメントルート以下にコピーして、ディレクトリ名を適切な名前にリネームします。

ドキュメントルートはMAMPの設定画面の上記の場所で設定します。
SovaWPのphpMyAdminで本番環境のデータをエクスポートする

SovaWPの管理画面からphpMyAdminにアクセスします。通常phpMyAdminをオフにしていると思うので、アクセスする前に有効にしておいてください。

phpMyAdminのエクスポート画面からデータをエクスポートします。
ローカルのMAMPのMySQLにインポートする

インポートをする前にあらかじめ受け口となるデータベースを作成しておきます。適切な名前でデータベースを作成してください。

データベースを作成したあとは、データベースの画面からデータのインポートを実行します。

無事データベースがインポートできたら、wp-config.php
の内容を書き換えましょう。MAMPではhttp://localhost:8888/wordpress
といったサブディレクトリでWordPressにアクセスするので、WP_SITEURL
、WP_HOME
の値もサブディレクトリの名前にあわせて書き換える必要があります。上のスクリーンショットを参考に記述してください。
ここまで終わったら、MAMPを起動してhttp://localhost:8888/wordpress
にアクセスすると、本番環境のデータが入った状態のWordPressが立ち上がります。お疲れ様でした!