SideCIというコードレビューを自動的にしてくれるサービスが、現在βで無料で使えるようになっています。Githubのプライベートリポジトリでも無料で使えるので、お試ししやすい感じになっています。
どんな感じのサービスなの?
たまたまSideCIを使っているサービス(会社の中だけで使っているもの)があったので、そのスクリーンショットを撮ってみました。
ダッシュボード

コード品質、セキュリティ、Gemという3つの切り口で、どのぐらい指摘があるかをグラフで表示してくれます。
とはいえ、グラフを見ても「で、どんな状況なの?やばいの?」というのはひと目では分からないので、あまりダッシュボードを見ることはないかと思います・・・。
セキュリティ

Brakemanを使ってチェックしているようです。Brakemanを自動的に回せるという意味では良いかも。
コード品質

こっちはRails Best Practicesを自動的に実行してくれるようです。
ただ「1行は80文字以内に」など、指摘が「細かいことをいちいちうっせーんだよ」状態になっているので、このあたりは設定でオン・オフできるようにして欲しいです。rails_best_practices.ymlを置いておけば良いんですかね?
Gem管理

こちらはGemnasiumとは違ってセキュリティに問題のあるGemを警告してくれるということではなく、あくまで最新版があるかどうかを表示してくれるもののようです。
総評
一気にガーッと作ったときなど、SideCIも一緒に回しておくと変なチェック漏れなどがなくなって良さそうです。何より、日本語なのが良い。感触としては便利なツールなので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。