ベースフレームに好きな機能を搭載したモジュールを組み込んで、自作のスマートフォンが作れるAraというプロジェクトをGoogleが進めている。
月並だけれども、すっかり下火になってしまった自作PCブームの次に、自作スマートフォンブームが来るのだとしたら、なんというか胸が熱くなるなーと思ってしまうのです。
「自作」のロマン

自作PCを作った方は、はじめて自分で組み立てたPCが動いたときの喜びを覚えているでしょうか。
マザーボードやビデオカードなど、あくまで既存の製品を組み立てているにすぎないのに、何だか全てを作り上げてしまったような高揚感を感じる。自作PCとは、そんな遊びだったような気がします。
Ara自体についてはまだそこまで情報が出ていないと思うのですが、いかに安くハイスペックなPCを作り上げるか?という自作PCという遊びが、
- 外に長時間滞在するのを前提に、バッテリー重視の設計にしたい
- カーナビとして使うように設計したい
- ゲーミングデバイスとして描画速度をとにかく上げたい
といった、スマートフォンという筐体ならではの幅広い視点も合わさって、悶そうになるほど楽しい遊びに進化するのを思うと夜も寝られません。
そうは言ってもGoogleのプロジェクトなのであまり過度な期待をすると簡単に裏切られそうな気もするのですが、2015年1月に発売予定とのことなので、いち早くゲットできるように虎視眈々と待ちたいと思います。