1分はマジで短い/ゼロ秒思考のA4メモ書きをやってみた

思ったこと

それは、頭に浮かぶことを次々とメモに書くだけだ。ただ、ノートやパソコン上ではなく、A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。(ゼロ秒思考「はじめに」より引用)

このゼロ秒思考、僕のfacebookのウォールでも一時期話題になっておりました。

そういう訳で、ゼロ秒思考を読んでみたというか実際にやってみたので、その感想を。この本は読むことよりやることに価値があると思うのです。

1分以内にさっと書くって言うけど、1分はマジで短い

初めての時は、必死に書いても2〜3行だったり、1行に5〜10字程度しか書けない方も結構いる。(p.113)

最初の1枚は、本当に1行しか書けませんでした(てへぺろ

このA4メモ書きメソッド、左上にタイトルを書き、右上に今日の日付を書き、箇条書きで4〜6行ほどタイトルに沿った内容を、感じたまま、浮かんだまま書き綴るというものです。この1セットを1分で行います。毎日最低でも10分10セット続けるのが良いとされています。

しかしこの1分という時間は本当に短い。タイトルでちょっと悩み、今日何日だっけ?と思い、何だかそんなに早く文字を書けないなー(手首の調子かな・・・)、などと思った時点でタイムオーバー。iPhoneのアラームが鳴り響きます。

そもそも手書きで高速に書く、というのは慣れが必要です。20枚ぐらい書き殴って、ようやく1分で6行ぐらいコンスタントに書けるようになったので、何とか常人が1枚1分で書き上げるコツをシェアさせて頂きます。

今日の日付ぐらいは事前に調べよう

「あれ、今日何日だっけ?」と思った瞬間にゲームオーバーです。ベストは日付が表示されている卓上時計を机の上に置いておくこと。意外と今日の日付って、どこを見渡しても表示されていないものなのです(僕だけなのかも知れませんけど・・・)。

筆圧をかけずに文字を書けるようにする

普段筆圧をかけて、しっかり文字を書く人は、要注意。僕はかなり筆圧をかける方の人間なのですが、しっかり文字を書いていたのでは1分でタイトルだけ書いて終わりになる可能性すらあります。

そういうわけで、この機会に筆圧をかけずに文字を書く練習をしてしまいましょう。次の3つのポイントをおさえれば、筆圧をかけずに文字を書けるようになります。

  • ペンの真ん中あたりを軽く持つようにする
  • 紙に対して縦にペンをあてるというよりは、鋭角に斜めにあてるイメージ
  • 紙は机の上に直接置かない。紙束か、クリアファイルなどの上に置くようにする

机の上に直接置いてしまうと、かなり書き心地が悪くなってしまうので、注意が必要です。

ペン重要

普通のボールペンで筆圧をかけずに文字を書くと、かすれてしまって何が書いてあるのかさっぱり分からない感じになると思います。

とはいえ、イマドキのボールペンであれば、かなりサラサラ書けるような気もします。僕が最初に使ったのは、いつも手元に持っている三菱のJETSTREAMという油性のボールペンで、このペンでも上の方で書いた要領でサラサラと書くことができました。

本の中で薦められているペンは、PILOTのVCORNという水性のボールペンです。どんな書き心地なのかとヨドバシ・ドット・コムで注文してみたのですが、スッゲー書きやすいです。筆圧をかけずとも、はっきり綺麗にインクが出ます。凄い。

このVCORNというペン、あんまり文具屋でも置いていないらしく、Amazonでも配送までに4〜5日かかる有り様なのですが、ヨドバシ・ドット・コムなら10%割引かつポイントまでついて当日配送してくれます。ヨドバシ・ドット・コムの回し者ではないですが、ヨドバシ・ドット・コムは最近マジで凄いなと思います。

寝る前にやるのは危険

さて、この本では寝る前に10分10枚書く、なんてことが書いてあるのですが、寝る前にやるのは危険です。なぜかって、頭が働き過ぎて寝れなくなるのです。人間、時間を制限されて追い詰められた状態で高速にアウトプットすると、物凄くハイになります。じゃあ、もう満足だよというぐらいアウトプットすれば良いじゃんとおっしゃいますが、正直終わりがない。

ある程度目処をつけて寝ようと思うと、「あ、アレはどうかな・・・」なんて思いついたりしてしまって、寝られないのです。

むしろ朝にやる方が、頭がハイになって良いのではないでしょうか。

実際に頭は整理された?

このワークをやってみると、今何が自分の中で問題になっているのか、明確に分かる気がします。すぐに整理された言葉が浮かばないようなものは、まず自分の中で問題になっていると考えて良いです。これがたかだか10分のワークで判明するので、時間の費用対効果は高いのではないでしょうか。

そういうわけで、下に目次とリンクを載せましたので、気になる方はまずはKindleの無料サンプルをお読み頂くとよろしいのではないでしょうか!(Kindleは便利ですねー)

目次

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
第1章 「考える」ためのヒント

 頭に浮かぶイメージ、感覚を言葉にする

 言葉を自由に、的確に使うことを目指す

 言葉の中心的意味と揺らぎをとらえる

 浅い思考、空回りの思考を避ける

 「沈思黙考」も「話すだけ」もむずかしい

第2章 人はゼロ秒で考えられる

 時間をかければ考えが深まるとは限らない

 できる人、優れた経営者は即断即決

 究極はゼロ秒思考

 ゼロ秒思考と情報収集

 ゼロ秒思考はメモ書きで身につける

 メモ書きの効能
  メモを書くと、頭が整理される
  メモを書くと、自信が出てポジティブになる
  メモを書くと、腹が立たなくなる
  メモを書くと、急成長できる

第3章 ゼロ秒思考をつくるメモの書き方

 タイトルの書き方
  似たようなタイトルで何度でも書く
  タイトルを貯めておく方法

 本文の書き方
  各行を長めに書く
  頑張って4〜6行書く
  書く順番は気にしない
  メモのフォーマットは必ず守る

 思いついたことは、とにかくなんでも書く

 メモはA4用紙の裏紙に

 メモは毎日10ページ書く

 1ページ1分で、思いついた瞬間に書く

 ノートや日記、ワード等ではだめな理由

 メモを1分で、どこでも書けるようにする工夫
  メモ書きに最適なペンがある
  メモをどこでも書けるようにする

 感情を考えに、考えをメモに

 状況・ニーズ別のメモのタイトル例
  心を落ち着ける、整理する
  コミュニケーションをスムーズに行なう
  やりたいことをやり遂げる
  成長する、仕事がもっとできるようになる

第4章 メモを使いつくす

 メモは深掘りするとさらに効果的

 1つのテーマを多面的に書く
  納得するまで15〜20ページ以上書く

 メモの発展型

 メモとロジックツリーの関係

 メモから企画書をまとめる
  思いついたアイデアを片っ端から書き殴る
  カルタ取りのように並べてみる
  新しいアイデアが出てきたら、追加する、整理する
  全体のバランスを取る
  メモを見ながらパワーポイントで書きあげる
  企画書を数日間熟成させ、きめ細かな修正でレベルアップする

 チームメンバーや家族にもメモ書きを
  メモを書いてもらう
  悩みを聞きながらメモを書いてあげる

第5章 メモの整理・活用法

 クリアフォルダに分けて整理する

 フォルダの分類を見直す

 メモのその後
  メモの保管方法
  メモは普段見返さない
  3ヶ月に1度フォルダを整理し、ざっと眺める
  さらに3ヶ月後にもう1度だけ見直す

おわりに