誰から聞いたのか忘れてしまったのですが、「プロであるために必要な時間は意識して確保するようにしています」という言葉が心に残っています。誰だっけかな。
何を売っているのか
僕の生業はWebプログラマです。HTMLのコーディングや、Rubyのコーディングを切り売りしている訳ではなく、例えばWebサービスやるために必要な知識とか、広めるために必要な知識、イマドキできるスゲーことの知識、安定してサービスを運用するための知識など、そういったことを当たり前のように要求されます。もろもろの知識を活かして実際にモノを作って提供して計測して、みたいなサイクルを回せるといったことに価値があるといった感じです。大変だなー。
「基礎を知っているから100年先も安心だぜー(ドヤッ」「プログラミング言語なんてALGOLとLISPおさえればみんな一緒でしょ(ドヤッ」とか、そういう人はそういう商売をしているんだろうから別に気にしません。
昔こんなツイートしてた
残業ばかりして家で勉強する余裕がない人は全く成長しない、と言うのが経験的に分かった。本人の問題と言うより、人を使い潰すマネジメントの問題のような気がする。自分で勉強するしないは本人の問題だろうけど、精神的な余裕すらなくなるところで、それを求めるのは酷じゃないか。
— Masahiro Nishimi (@mah_lab) 2011, 9月 26
「お勉強」というのは聞こえがアレですが、自分の売っているものをブラッシュアップする習慣がないと、相手の期待をすぐに下回ってしまいますよね。「あの人に聞けば大丈夫」ってのが良いじゃないですか。「あの人に聞いても微妙」って、悲しいですよね。
毎日終電、という中だと目の前のタスクに追われすぎてしまって大変なのですが、「プロであるために必要な時間は意識して確保するようにしています」と言っていた人は、むしろいっそ仕事を休むと言っていた気がします。期待されているパフォーマンスが出せないので。
仕事を休むと言ってしまうと、本を読んだりして勉強している時間と仕事とは別のことに思えてしまいますが、知識労働者にとっては、それもまた仕事なのだと思います。プロであるために必要な時間を確保しない人は、ある意味仕事をサボっているのだと思います。机の前に座ることが仕事ではないのです。多分。
ドヤ顔で仕事するためにも、プロであるために必要な時間は意識して確保するようにしたいですね。以上、ポエムでした。土日の更新はポエム率高めです。
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