今気付いたのですが、iOSシミュレータ、単体で起動しなくなったのですね。XCode経由じゃないと起動できない。ついこの間までiOS向けアプリを鋭意開発中で、ずっとXCode開きっぱなしだったので気付かなかったのですが、これは不便ですね。
という訳で単体で起動する方法をメモ。そして単体で起動するだけでは物足りなかったので、Alfredのワークフローも作ってみました。
iOSシミュレータのありか

XCodeがインストールされている状態であれば、以下のパスにiOSシミュレータが配置されています。ので、これをDockに突っ込んでしまいましょう。
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/Applications/iOS Simulator
Alfredをご愛用の方は
「Dockはあくまでドラッグ&ドロップするアプリを登録する場所だよね」と考える方面の方にはAlfredからの起動がお勧めです。
Alfredから起動するためには、Alfredのサーチパスに引っ掛けるためにiOSシミュレータのパスを登録しましょう。

Alfredの設定画面から、Features > Default Results > Search Scope
の追加ボタンからパスを登録します。追加ボタンを押した後、Cmd + Shift + G
と押すと、直接パスを入力できるバーが降りるので、以下のパスを入力して、登録します。
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/Applications
これでiPhone
といったキーワードを入力することでiOSシミュレータが起動するようになります。
更にモバイルSafariも一発起動したい

そもそもiOSシミュレータを起動するときは、大体シミュレータ上でWebの表示を確認するときでした。なので、そもそもURLを指定してモバイルSafariが一発起動する方が嬉しいはずです。そうですよね?
そういう訳で、そういうワークフローを用意しましたので、Alfredにお金を払っている方は是非お使いください。(※ £17なので、今の為替だと3,000円ぐらい)
使い方はis
と入力してから半角スペースをあけてURLを入力するだけです。(iOS Safariだからis。Mobile Safariだとmsなので、isの方が良いなと)
このワークフローの中身、実態は以下のコマンドでモバイルSafariを起動しているだけです。
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/Applications/iPhone\ Simulator.app/Contents/MacOS/iPhone\ Simulator -SimulateApplication /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/iPhoneSimulator.platform/Developer/SDKs/iPhoneSimulator7.0.sdk/Applications/MobileSafari.app/MobileSafari -u {query}
起動対象のモバイルSafariを指定する際にSDKを指定しなければならないので、SDKのバージョンが変わったら更新する必要があります。その点だけ気をつけて、お使いください。
では、良きAlfredライフを。