何か新しいことを学ぶときは、何かを真似することからはじめよう

今年の年末年始はカレンダー通りに休暇を取れると、なんと一週間も休めるということで、この時間を活用して何か新しいことをはじめようとする人も多いと思います。そんな訳で、今回は新しいことをはじめてみた人のスライドをご紹介したいと思います。

Photoshopを学ぶ8週間

「共同創業者と一緒に新しいサービスのアイデアを思いついて、いざ開発!というときに、デザイナーを雇うお金がない・・・じゃあ自分でデザインをできるようになってしまおう!」

というのがスライドのあらすじです。

デザインならPhotoshopだろう。じゃあ、まずは巷に溢れているチュートリアルをやるかー!とトライしたところ、つまらなすぎて挫折。よくある話ですね。チュートリアルはつまらないですよねー。

そこでこの人は、8週間の間に何をやるか、学びのアウトラインを考えたのでした。最終的には自分たちのサービスのデザインが出来上がることがゴールですが、重要なのは、アウトラインの中間に既存サービスを模倣することを置いたことです。

真似をする、とはどういうことか?

Webサービスでよく使われているようなボタン。これすらささっとデザインできないようでは、デザイン作業はおぼつきません。でも、よくあるボタンなんだから、どこかに保存して、使いまわせる方が良いですよね。

真似をするという作業は、「よくあるものの引き出し」を作る作業なのだと思います。

「よくあるものの引き出し」が多ければ多いほど、本当の問題について考えることに時間を割けます。ベテランの人はやはり、引き出しの量が圧倒的に多いです。

真似をすることによって技術も磨くことができます。

自分がカッコいいな、こんなことできるようになりたいな、と思うことを、自分で実現できるようになるんだから、レベルが上がるのも当たり前ですよね。

僕がWebデザインを学び始めた頃は、2advancedというデザイン会社のホームページを真似したりしていました。FLASH全盛期の話なので、今はあまり参考にならないと思いますが・・・。

時間のアウトラインを決めるのも、とても良いと思いました

「8週間でやるアウトラインを作る」というのも、トライとして、とても良いですよね。

8週間というキーワードのついた本も、ググって見るととても多いので、期間としてはベターなのかも知れません。8週間でRailsマスターとか、そういう本を誰か書かれる予定があれば呼んで下さいw