
先日4/20(土)にSass+Compass勉強会を下北沢オープンソースカフェで開催させていただきました! カフェに入りきらなくなるほどの方々にお集まりいただきまして、感謝です。早速勉強会のフィードバックをしたいと思います。
目次
スライド
(slideshareの変換処理が終わったらアップします…9時間経っても終わらない)
Sassの需要は高かった
懇親会で話を聞くに、スタイルシートの生産性を上げるSassにはかなり注目が集まっているとのこと。とはいえ、実際に導入しようとすると、かなり敷居が高く感じる。そういった理由で参加されたマークアップ・エンジニアの方が多かったようです。
知りたい内容も、Sassの機能そのものというよりは、むしろ運用面の方が強そうです。Railsエンジニアは半強制的に使うSassですが、静的ページを作成する際のフローなんかも、もっと共有していけると良いですね!
並べると、こんな感じの話題にかなり注目が集まっていました。
- Scoutなどのツールの実運用での設定方法
- Sassのコーディング規約
- ソースコードの管理方法(ハマらない管理方法)
このあたりの第一の情報源となるのはSass入門だと思いますので、こちらはぜひご一読ください。
やっぱり黒い画面は敷居が高い! そんなときに役立つツールたち
「Rubyのセットアップ、敷居高すぎますよ・・・」「黒い画面もマジ敷居高いです」
す、すんません、デモで黒い画面を出しすぎました。。
というわけで、勉強会でいろいろと話の挙がった優れもののツールたちをまとめてご紹介したいと思います。
Scout

http://mhs.github.io/scout-app/
言わずと知れたScoutですね。Windowsでも使えるとのことで、実際使っている方もチラホラ。一番お手軽に導入できるアプリです。難点は、Sassのバージョンアップへの追随が若干遅いところ。
CodeKit

http://incident57.com/codekit/
下北沢オープンソースカフェのマスター愛用のCodeKit。こちらは有料ですが、Sassのみならず、CoffeeScriptのコンバートやHamlのコンバートも使えます。
「haml良いですよ! haml!」
と主張したら思いっきり白い目で見られたわけですが、僕はそれでもhamlが好きですよ。。
Hammer

CodeKitより更にきめ細かい設定がしたければHammerの出番です。とはいえちょっとクセが強く、学習コストがそれなりに高いのが難点との声も。トライアル期間でCodeKitとHammerを使ってみて、手になじむものを選ぶのが良いかも知れません。
【おまけ】Compass.app

「有料のわりには使えない」「それなのに、なぜか自分のPCに入っている・・・不思議!」と言われるCompass.app。とはいえマルチプラットフォーム対応なので、Windowsをご使用の方には便利かも知れません。Scoutと比べるとアップデートが体感早め。
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Coda2での環境構築例を紹介してくれた @90zbear もブログを書いてくれました!
下北沢OSSカフェにて、Sass+Compass勉強会を開催しました。
当日を振り返って
お足元も悪い中、10人以上の方にお集まりいただき、感謝、感謝です!
僕自身がRailsの環境上でSassを使うことが多いためか、ゼロからRails以外の環境でスタートする人の気持ちになりきれていなかったなーというのが反省点です。
むしろ @90zbear の環境をリセットさせて、ゼロから環境を構築するライブ中継のほうが面白かったかも知れないですね。
個人的には、教科書的な話をたくさん聞くよりも、他人が実際に作業している姿を見るほうが勉強になるなーというのが体感としてあります。プログラミングも、実際に組んでいる姿を見るほうが勉強になります。そういった意味でもライブ中継は、良い試みかも知れません。
今後も下北沢オープンソースカフェを拠点に、いろいろな人が集まれるようなイベントができたら嬉しいです。